生後1ヶ月の頃、赤ちゃんが全く泣き止まずに、ママやパパを困惑させることがあります。
泣き止まない原因は、もしかしたらパープルクライングかもしれません。
(原因不明の大泣き)
どうしても泣き止まず、困ってしまったときは、10分くらいなら赤ちゃんのそばを離れても構いません。
ただし部屋から出る時には、必ず赤ちゃんを安全なベビーベッドに仰向けに寝かせて、周囲に布やおもちゃがない状態にしてからにしましょう。
ギャン泣きの原因や泣き止まない時の対策、放置してもいいのかなど、私の経験を元にご紹介します。
生後1ヶ月の赤ちゃんが泣き止まない時は放置してもいいの?
赤ちゃんが大泣きをしたら、ママやパパは気が滅入ってしまいますよね。
余裕がなくなると、赤ちゃんにも辛くあたってしまうことも。
まずは、ママやパパがリフレッシュしませんか?
10分程度なら赤ちゃんから離れても問題ありませんよ。
放置していい時間は、安全を確保して10分くらい
赤ちゃんをベビーベッドに仰向けに寝かせてから、その場を離れましょう。
ただし、顔の近くに布やおもちゃがない状態にしてからにします。
万が一、顔に布がかかってしまっては大変です。
赤ちゃんの安全を確保してから、そっと部屋から出ましょう。
そして、温かいココアやお茶などを飲むと良いですよ。
深呼吸するのもおすすめです。
気持ちが落ち着いたら、赤ちゃんの元に戻りましょう。
長時間、赤ちゃんを放置するのは危険ですが、10分程度なら問題ありません。
生後1ヶ月の赤ちゃんが泣き止まない原因は?
生後1ヶ月のころ、赤ちゃんが泣き止まずにママやパパを困らせることがあります。
原因はいくつかあります。
思いつく対策をしても大泣きする時は、もしかしたらパープルクライングが原因かもしれません。
パープルクライングや黄昏泣き(早いと生後2週間くらいから)
産院で説明を受けているママやパパも多いと思いますが、パープルクライングは生後2ヶ月前後がピークだと言われています。
長いと生後5ヶ月くらいまで続く「原因不明の大泣き」のことを言いますよ。
早いと新生児の生後2週間くらいから始まります。
パープルクライングとは原因不明の大泣き
オムツを替えてもミルクを与えても泣き止まず、赤ちゃんがどうして泣いているのか全く分からないのが特徴です。
抱っこをしてなだめてもギャン泣きをし続け、一日5時間以上泣き続けることもあります。
わが子もそうでしたが、特に夕方によく泣く傾向があります。
特に夕方によく泣く(たそがれ泣きとも言われる)
夕方によく泣くのは「黄昏泣き(たそがれなき)」とも言われている現象です。
黄昏泣きはパープルクライングの1つと言われていたり、パープルクライングとは区別されていたりします。
どちらにせよ、理由がわからず泣いているものです。
パープルクライングは、ママやパパがお世話の仕方を変えたとしても起こりうる現象です。
そして多くの赤ちゃんに見られる傾向なので、ただひたすらに耐えるしかない辛い時期です。
げっぷができていないのかも
その他の原因としては、お腹が苦しいのかもしれません。
ミルクや母乳を飲んだ後に、上手にげっぷができていないと、お腹の中に空気がたまったままになります。
幼い赤ちゃんは、まだ自分でげっぷすることができません。
そのため、大泣きをして、ママやパパに「苦しいよ」と伝えています。
当てはまる項目はありそうですか?
生後1ヶ月の赤ちゃんが泣き止まない時の対処法
私には1歳半の子どもがいますが、生後1ヶ月のころは毎日とても大変でした。
パープルクライングも経験しましたよ。
げっぷをさせたり、マッサージしたり、抱っこをして歩き回ったりと、赤ちゃんが満足する解決方法を探して、毎日過ごしていました。
泣き止まない時に試すこと
赤ちゃんが泣き止まずに困ったときには、下記の方法を試してみてくださいね。
- ミルクや母乳を与える
- オムツを替える
- げっぷをさせる
- 赤ちゃんを抱っこして、家の中を歩き回る
- 赤ちゃんをゆらゆらと優しく揺らす
- 歌や鼻歌を歌う
- 室温を適温に調整する
- 服を着替えさせる
- 騒音をシャットアウトし、眩しい灯りを落とす
- 赤ちゃんのお腹をマッサージする
- お風呂好きな子なら、早めに沐浴を済ませる
泣き止まないときには、ぜひ以上の方法を試してみてください。
きっと赤ちゃんにあった解決方法があるはずです。
これらを試しても泣き止まない場合は、パープルクライングが考えられます。
理由もなく泣いているので、泣いていていいんだ、と思いましょう。
「泣き止まない時は放置してもいいの?」の項目でご紹介したように、その場を離れてリフレッシュするのも効果的です。
また、厚生労働省が作成した「赤ちゃんが泣きやまない」という動画もありますよ。
赤ちゃんが泣き止まない~泣きへの対処と理解のために~(厚生労働省公式サイト)
泣き止まない時の対処法や、揺さぶった時の影響(乳幼児揺さぶられ症候群)などが紹介されています。
パパママの体験談も。
公式サイトには、動画以外にも資料やQ&Aもあります。
まずはできる対策を
赤ちゃんはまだ言葉を話すことができません。
よって、泣くことでしか不快感や願望、要望を伝えられないのです。
この時期は、ママやパパが赤ちゃんの気持ちを理解してあげることは困難です。
そのため、考えられる方法を試していくしかありません。
パープルクライングの時は泣き止ませようとしなくて大丈夫!
そして、理由がなく泣いている時は、何をやっても泣き止まないもの。
ママやパパのせいではないので、決して自分を責めないでくださいね。
泣いていること自体は問題ないので、泣き止ませようとしなくて大丈夫です。
でも、赤ちゃんがずっと泣いていると辛くて放置できませんよね。
私も当時は、初めての子供でわからず、泣き止ませることに必死でした。
「泣き止ませよう」とせずに「泣いていていいんだ」という気持ちであやしていたら少しは楽だったかなと思います。
生後半年にもなれば、赤ちゃんが何をしてほしいと思っているのか、だいぶわかるようになりますよ。
それまでは試行錯誤の日々が続いて、大変だと思います。
だんだんと赤ちゃんも成長して、ギャン泣きする回数や日数が減ってきます。
その日まではなんとか頑張りましょう!
赤ちゃんが泣き止まない時は放置してもいいの? まとめ
生後1ヶ月の赤ちゃんが泣き止まないときの原因や解決方法、放置してもいいのかについてご紹介しました。
「絶対に赤ちゃんから目を離してはいけない」「1、2分でも放置してはいけない」と思っていると、育児がとても辛くなってしまいます。
どうしても余裕がなくなってしまったときには、赤ちゃんを安全な場所に寝かせてから、その場を離れましょう。
おいしい飲み物を飲んでリフレッシュして、赤ちゃんの元に戻れば大丈夫です。
もちろん長時間の放置はいけません。
10分程度を目安にしましょう。
あまり気負いすぎずに、難しいとは思いますが適度にリフレッシュしながら育児を楽しんでくださいね。