ストックしておいたアルミホイルをいざ使おうと思って開封すると…白く変色してる!
これは使えるの?白い部分はなんなの?カビ??
となった経験はありませんか?
変色部分はカビではなく、アルミホイルが酸化した状態、腐食した状態(サビ)でした。
錆びると白くなるんですね。
使用しても問題はありませんが、食品にはなるべく使用を避けたほうがいいようです。
ハサミを研いだり、冷凍・解凍に使ったり、焦げや油汚れの掃除に使うとよいでしょう。
災害用に買い置きするなら、保管場所に気を付けたり、新しいホイルと入れ替えを忘れずに!
災害用に1つは欲しいのがポータブル電源。
いろいろ調べて、わが家ではAnkerのポータブル電源を買いました。
やっぱりあると安心感があります!
2階用にもひとつ小さいタイプを購入。コンパクトで使いやすいです。
そして、ソーラーパネルを追加すると、停電時も充電できます。
アルミホイルが変色して白いのはカビ?サビ(酸化)?
ストックしておいたアルミホイルを使おうといざ出してみると、アルミニウムの真ん中あたりが白く変色していたり、白い斑点になっていたり…。
引っ張り出しづらいし、明らかにいつものアルミホイルと状態が違います。
どうなっているの?何が起こったの?と思いますよね。
アルミホイルの色が変わるのは、錆(サビ)です。
調べたところ、多少の変色なら使っても大丈夫とのこと。
私も以前、買い置きしていたアルミホイルが変色していたことがありました。
原因も分からないし使えないものだと思い込み、1本まるごと廃棄したことがあります。
買ってからすぐのものでもなかったので、お客様センターに質問などもしませんでした。
捨てるという行為自体、もったいないですよね。
なぜ真ん中が白いのか変色の原因を解説
どうしてこのような変色が起こるのか調べました。
アルミホイル自体と外気などの温度差で、アルミホイルの巻かれている1枚1枚の間の湿度が変わり水分量も変わるそうです。
水分が、気体になったり液体になったりするんですね。
その際に発生した水分は、温度差がなくなってくると乾燥しはじめます。
外気に触れやすい外側から乾燥しはじめるのは、想像しやすいですよね。
そして、外側から乾燥して最終的に中心部に残った水分が、アルミと反応して酸化するようです。
だから、中央部が変色しやすいんですね。
アルミホイルはサビるから保存には注意しよう
なるほど~!と納得しました。
アルミも錆びるんですね。
勝手に酸化(腐食)しないものだと思っていました。
温度差が生じて起こるのであれば、発生頻度は高そうですね。
家庭で保管している場合では、季節によっては温度差があるので酸化しそうです。
アルミホイルは、なるべく過剰なストックは持たないのがベスト!
ストックするなら、温度差に注意して保管しましょう。
災害用に買い置きしている家庭もあると思います。
防災リュックなどに入れっぱなしにせず、新しいホイルと時々入れ替えて使うのがベストですね。
変色した白いアルミホイルは使えるのかや使い道を紹介
人体に害はないと言われている酸化したアルミ箔。
多少の変色ならば使えるといっても、料理に使ったり何か食べ物を包んだりといった直接的なことには、気分的に使いづらいと思います。
ならば、料理や食べ物に対して以外に使えばいいのでは?と思い、考えたり調べたりしてみました。
使い道をいくつかご紹介しますね。
IHクッキングヒーターの掃除に使う
私が普段、アルミホイルを使ってよくしている掃除方法です。
クレンザーなどの洗剤をつけて、くしゃくしゃっと丸めたホイルでIHをこすります。
焦げや油汚れなどすぐにキレイになりますよ。
この方法でフライパンや鍋、トースターなどもきれいにできます。
(テフロン加工のものは避けてくださいね。)
冷凍・解凍時に使うと時短になる
冷凍を早めたい時、解凍を早めたい時に包むように使うと、熱伝導率の高いアルミ箔が働いてくれて時短になります。
保存容器を包むようにしたり、ラップした上から包んだりなど工夫してください。
私はよく、生鮮品を少しでも早く冷凍させて、鮮度を落としたくない時に使います。
ラップで食材を包んでからアルミホイルで包んで、冷凍庫に入れています。
かなり早く冷凍状態になりますよ!
切れにくくなったハサミをアルミ箔で研ぐ
切れ味の悪くなったハサミで、アルミニウム箔を切ってみてください。
何回も切ると、刃が研がれて切れ味が復活します。
アルミホイルの使い道としてはポピュラーですよね!
排水溝のぬめり予防に使う
小さくまるめたアルミホイルを排水溝においておくと、ぬめりにくくなりますよ(2~3個)。
アルミホイルから出る金属イオンで、雑菌の繁殖を防げるんだそう!
アイロンがけに使う
アイロンがけする衣服とアイロンの間に、アルミ箔を敷いてアイロンがけをします。
すると、アルミホイルがない状態よりも早くきれいに仕上がります。
アイロンのすべりもよくなるし、アルミの高い熱伝導率でシワもすぐ伸びるんです。
どうですか?
こんなにたくさん料理以外にも使い道があるんですね。
私は、切れ味の悪くなったハサミを研ぐのに早速使いました!
変色した白いアルミホイルでも、このような方法なら問題なく使えますね。
アルミホイルの酸化が進むと白い粉状に!
万能なアルミ箔、もし酸化してしまっていても、料理以外に使うために保管しておいても良さそうですね。
ただし、アルミホイルの酸化が進むと、最終的には白い粉状に変化します。
もろくなって、触れるとポロポロして指に粉が付くようになってしまい、使い道がなくなります。
こうなる前に有効活用しましょう!
アルミホイルの変色について まとめ
アルミホイルは変色していても使えるし、人体に害がないということが分かりました。
過度に気にする必要はなさそうですね。
でも、酸化している、白く変色しているものをわざわざ料理に用いたり、食材に触れさせたりはさせたくないですよね。
変色部分のアルミが見えている状態では、見栄えも悪くなります。
ハサミを研いだり、冷凍・解凍やお掃除など、料理以外への使用方法で、ぜひ消費してみてください。
変色しないよう、温度や湿度の変化が激しい場所での保管を避けたり、あまり長期間の保存にならないようにストックする量には気をつけましょう。