離乳食が始めたのに、離乳食を食べないで母乳やミルクを欲しがるわが子。
心配になりますよね。
でも、離乳食の初期~中期ごろは食べる練習をする期間。
母乳ばかりを欲しがり、あまり食べなくても心配しなくて大丈夫!
3回食になるころまでに、少しずつ離乳食を食べられるように、調理方法や食べる場所などその子に合わせて工夫していきましょう。
10ヶ月や1歳になっても離乳食より母乳欲しがる我が子が、食べられるようになるまでの道のりも紹介していきますね。
離乳食を食べないで母乳ばかり欲しがるけど大丈夫?
離乳食が始まっても、なかなか食に興味がなくて離乳食を食べなかったり、母乳ばかり欲しがったり…。
離乳食を食べないけど大丈夫なのかな?と不安になったり、せっかく作った離乳食なのにと悲しい気持ちになりますよね。
焦らず気長につき合いましょう!
でも、離乳食初期から中期ごろまでは、食べる練習をする期間です。
無理やり食べさせなくても大丈夫!
3回食が始まるころまでに少しずつ食べられれば大丈夫、と考えて気長に付き合いましょう。
「食べなくてどうしよう」という不安な気持ちから解放されるはずです。
一口食べられたら、大げさなくらいほめることをしながら、食べることの楽しさを伝えていくのが、一番いい方法かもしれません。
また、後ほどご紹介しますが、我が子の場合は、体を動かしてお腹をすかせるのも効果的でしたよ。
わが家には4人の子どもがいるのですが、2人目は、離乳食初期から全くと言っていいほど食に興味がなく、離乳食を食べないで母乳ばかり。
おっぱい大好きマンでした。
少しずつ母乳から食べることへ興味を持たせるようにした結果、1歳半までになんとか卒乳できましたよ!
(もちろん、失敗を繰り返しながらですが)
完全母乳で離乳食を食べない我が子
わが家の次男は、離乳食を始めた当初から食に興味がなく、一口も食べてくれず、おっぱいばかり欲しがっていました。
その時は、完全母乳だったこともあり、哺乳瓶はもちろんのこと、ミルクも嫌がっていました。
離乳食中期までは、一日に食べてくれる量は、多くても子ども用のお茶碗1/3くらいだったと思います。
10ヶ月でも離乳食より母乳欲しがる…
10ヶ月になっても、離乳食をあまり食べない我が子。
しかし2人目ということもあり、いつかは食べるだろうと無理強いしませんでした。
一緒に食べたり、口に入れてくれた時には「おいしいね」と話しかけたり、大げさなくらいほめたり。
自治体で行われた10ヶ月健診の時、順調に身長も伸び、体重も増えていたのですが…。
10ヶ月健診で貧血に
なんと、小児科の先生から「貧血」を指摘され、離乳食から鉄分の多い食材を取るようにとアドバイスをもらってしまいました。
一人目の時には特に指摘されなかったことなので、焦りました。
後で調べてみると、母乳から採れる鉄分はほんの少しなので、体が大きくなる生後半年には鉄が足りなくなり、貧血になるケースがあるそう。
食品から補うことしかできないんですよね。
完全母乳のためフォローアップミルクも飲まない
フォローアップミルクを使ってみたところ、ミルク嫌いだった2人目は、コップに入れたフォローアップも拒否…。
全然飲まないので、食品から少しずつ鉄分を補う必要が出てきました。
食材の切り方を中期くらいの切り方に細かく刻み、鉄分が取れる食材を意識して使いました。
また、トロミをつけ食べやすくしたり、しょうゆやみそ、ケチャップなど薄味ですが、味付けもしたりしました。
離乳食を食べない子は外で食べたり体を動かすこともおすすめ!

体をよく動かした後は、おなかが減りますよね。
わが家はよく、児童館や子育て支援センターなどに遊びに行き、そこでお昼ご飯にしたりしていました。
たくさん遊んでからお昼ご飯にすると、比較的たくさん食べてくれましたよ。
周りにお友達がいたからたくさん食べれたのかもしれません。
1歳2ヶ月を過ぎる頃には、少しずつ食べられるものも増え、安心したのを覚えています。
不思議なもので、おなかが減れば食に興味を持ち始めるんですよね。
離乳食後期になると味付けをできるのも、大きかったのだと思います。
卒乳があっさりできた(1歳半ころ)
少しずつ食べられるものが増えてきたので、実家に帰省するタイミングで卒乳を決意。
実家では、祖父母がいて、おっぱいを意識する時間が減るのもいいチャンスでした。
あんなにおっぱいマンだったのが、日中はもちろん、夜も3日目くらいで泣かずに眠ることができるように!
あっさり卒乳してからは、好き嫌いはあるものの、離乳食を食べる量もぐんと増え、おなかを満たすことができるようになりました。
離乳食を食べない時はその子に合った進め方で!
繰り返しになりますが、離乳食を食べない子供の場合、離乳食の初期~中期は一口も食べないことがあっても心配しなくて大丈夫。
離乳食より母乳を欲しがっても、その子に合った進め方でOKですよ。
離乳食後期になる頃には、食べることが大切になってきます。
少しずつ、一緒に食べたり食べることは楽しいと感じられるように、ほめたり、お話したりと意識してみましょう。
市販の離乳食の味付けを参考にするのもおすすめ
また、レトルトの離乳食を利用して、月齢に合った柔らかさや切り方になっているか確認するのもおすすめです。
私自身、レトルトの離乳食を購入した時には、味見をよくしていました。
固さを確認することはもちろん、味つけも確認。
自分が作るときの参考にしていました。
後期食になると、出汁だけでなく、しょうゆ、みそ、ホワイトソースなど、薄味ですが、しっかり味付けされています!
家族と一緒に、おいしい離乳食を食べることで食べる楽しさを伝えていきましょう!
離乳食より母乳欲しがる赤ちゃん! まとめ
わが家の2人目ですが、現在、あんなに食べなかったのがウソのようにご飯をたくさん食べています。
離乳食より母乳を欲しがる子でも、いずれはご飯から栄養を取れるようになります。
あまりに離乳食を食べないからと、いきなり卒乳してしまうと、赤ちゃんも戸惑ってしまうと思います。
授乳と離乳食のタイミングや調理の工夫などしながら、少しずつ食べることに興味を向けられるようになるといいですね。
離乳食は、赤ちゃんに合わせたペースで進めていって大丈夫ですよ。