一生懸命作った離乳食。
パクパクとおいしそうに食べてくれるととっても嬉しい。
でも、なかなかそうはいかず全然食べない。イライラ…なんてこともよくあります。
口元に何をもっていっても、口開けない…。
そんな時は思い切ってごちそうさまをします。
でも、どうしてももう少しだけ食べてほしい…。
そういう場合は赤ちゃんの好きなもの、バナナやリンゴ、食パンなどを「食べないよりはまし」という気持ちであげましょう。
そして、疲れた時はベビーフードでOK。
そんな、ママも赤ちゃんもできるだけストレスがかからない対処法を、3歳児と1歳児を育てる私が体験したことをもとにご紹介します。
離乳食で口を開けないならごちそうさまを!
赤ちゃんが離乳食で口を開けない場合、1口、2口しか食べていなかったとしても、思い切ってごちそうさまをします。
最初は勇気がいると思います。
1回のごはんであまり食べなければ、次のごはんでよく食べるかもしれないし、次のごはんまでにお腹がすいたと泣くのであれば、おやつやミルクをあげてもいい。
そんな心づもりでいると、ママだけでなく赤ちゃんも気持ちが楽だと思いますよ。
離乳食を食べないことにイライラ…
実際に私は、1人目の離乳食期間、頑張ってどうにかして完食させようとしていました。
1回のごはんタイムは1時間くらいかかっていました。
食べない子供にイライラもしました。
毎回違うメニューをキチンと出し、1回の食事で野菜類は少なくても2種類以上と決め、ご飯の量も測っていました。
毎回の食事時間がだんだんと憂鬱になっていました。
そんな時、タイミング良く小児科の離乳食指導を受けたのです。
1回の食事は長くても15分。
赤ちゃんの集中力は15分経ったらもう限界です。
野菜は1回の食事で1種類あれば十分。
残したら次できっとよく食べます。
完食して満足するのはお母さんでしょう?
口を閉じればごちそうさま!15分経てばごちそうさま!
離乳食指導の言葉をきっかけに、食べないなら思い切ってごちそうさまをすることにしました。
時間も15分と決めました。
はじめは完食していないご飯をよそに、ごちそうさまをするのには勇気がいりました。
しかしいざ実行してみると、とても楽だということに気づいたんです。
無理に食べさせようとしなくて良いし、子供も機嫌が良いうちに食事を終えることができる。
食事の準備も気楽にやり、15分で終わっていいんだと思うと、ごはんの時間が憂鬱ではなくなりました。
ママも楽だし、なにより子供が楽しそうにしているうちに終了できるのは、とても気持ちの良いことです。
口を閉じればごちそうさま、15分経てばごちそうさま。
それを心の合言葉に赤ちゃんとのごはんタイムを楽しみましょう。
離乳食を全然食べない時は好きな物を!(食べないよりマシ)
そうは言っても離乳食を全然食べない時は?
3食続けて少ししか食べない時は?
そんな時は、赤ちゃんの好きなものをあげましょう。
リンゴ、バナナ、食パン、おうどん、蒸しパン…。
赤ちゃんが喜んで食べるものなら何でもOK!
栄養は偏らないかな?
糖分は多すぎないかな?
炭水化物しか採ってないけど大丈夫?
毎日毎食、そのような食事をするのは良くないと思います。
でも今日のお昼ごはんはリンゴしか食べなかった、ということなら問題ないでしょう。
だって、食べないよりリンゴを食べた方がマシでしょう?
そう言い聞かせて、食べない日を過ごしていました。
不思議と次の食事ではパクパクと食べてくれたりするものです。
離乳食を食べない…疲れた時や作りたくない時はベビーフード!
なぜだか市販のベビーフードに頼るのには抵抗がある…と思いがち。
でもたまには頼ってみてください。
赤ちゃんって、お手製の味の薄い離乳食よりも、もう少ししっかりと味のついたベビーフードの方がよく食べたりする。
だから市販よりも手作りで…と思い込んでしまいます。
しかし、市販のものは栄養バランスを考えて作られていたり、赤ちゃんの健康を考えて味付けされています。
そう考えるとベビーフードに頼るのは良くない…と思うなんてもったいない!
疲れた時や、赤ちゃんが全然食べてくれない時には有効活用しましょう。
私は1人目の時は「ベビーフードを使ってはいけない!」と思い込み、旅行やお出かけ以外では使いませんでした。
しかし2人目の時はベビーフードは悪じゃない、と言い聞かせ、常に家にストックしていました。
今日は疲れたな…という時や、最近あんまり食べてくれないな…という時には、何のちゅうちょもなくベビーフードをあげました。
パクパクとおいしそうに食べてくれ、準備も後片付けも楽だし、お互いに楽しい離乳食の時間を過ごすことができました。
それでもやっぱりベビーフードを頻繁にあげるのはちょっと…というのであれば、ベビーフードにお手製の離乳食を混ぜる、という方法もありです。
味が濃すぎない?とか野菜は本当に足りてるの?と、気になるのであればおかゆを混ぜたり、すりつぶした人参を混ぜたり。
ベビーフードを使うことに罪悪感を感じていても、そうすることで少しは罪悪感が和らぎました。
離乳食どうやっても口開けない!まとめ
離乳食の一番の目的は、食べることって楽しいよ!ということを知ってもらうことだと私は思っています。
だから、たくさん食べさせなければ!なんて思う必要は全くないのです。
それでもついつい必死になって頑張ってしまう。
真面目なお母さんほどそうなりがちです。
そんな時は、赤ちゃんの顔を見てあげてください。
笑っていますか?泣いていますか?どんな顔をしていますか?
その時、あなたはどんな顔をしていますか?
お互いに笑って楽しいごはんの時間が過ごせますように!