一人目の子育ては、ただその子と向き合って、ひたすらその子にだけに使えた時間。
2人になるとそうではなくなり、毎日忙しく過ぎて行って疲れもたまり、「ニ人目なんて産まなきゃよかった」と思ってしまった事があるお母さんも多いですよね。
でもそれでいいんです。
うまくいかなくて当たり前!
頑張りすぎず、大変な時期が過ぎ去るのを待ちましょう。
兄弟には兄弟の良さがあります。
成長につれて、2人いた方がお母さんの負担は減り、必ず2人目を産んで良かった!と思う時が来ますよ。
今がどうしても辛いお母さんたちが少しでも楽になれるように、私の体験も交え、乗り越える方法もご紹介しますね。
どうして上の子がいらないと思ってしまうのか
よく聞くのが「上の子の方が可愛い」「下の子の方が可愛い」「男の子の方が可愛い」「女の子の方が可愛い」と子どもを比べる発言です。
どうして自分が産んだ子供なのに、格差が出てしまうのでしょうか。
それは、その時にお母さんにとって味方でいてくれるのがその子だから。
下の子を産んで大変な時期に一生懸命ママを助けようとする上の子がとても可愛く見えて、上の子との時間を奪う下の子が疎ましく思えたり。
上の子のワガママにどうしようもなくなった時に、ただニコニコ笑う下の子に癒されたり。
もし、自分の中で「どうして子供を同じように愛せないんだろう」って思ったことがある人は思い返してみてほしいです。
いつもどんなときも、どちらか一方が可愛くてどちらか一方を可愛くないと思っていますか?
つい一週間前までは上の子推しだったのに、今は下の子推し!の様な状況なら、それは自然な感情なので気にしなくて大丈夫だと思います。
中には下の子の産後すぐから、上の子をいらないと思ってしまうお母さんもいます。
これは「上の子可愛くない症候群」と名前も付けられていて、実際多数のママが経験しているそうです。
真面目で一生懸命なお母さん程、なりやすいようですよ。
上の子は、お母さんを小さな弟や妹にいきなり奪われて、想像以上のワガママ攻撃を仕掛けてきます。
お母さんは、まだ一人で何もできない小さな子を守るのに必死です。
そのため、心のバランスが崩れていってしまうのです。
「私がもっとしっかりしなければ…」「上の子にはこうしてあげられたのに…」と自分を責めているうちに、上の子が可愛くない!上の子いらない!と思えてきてしまうのです。
そういう時は旦那さんや周りの人に頼って、自分の心の健康を取り戻す事を考えてみて下さい。
ママじゃなきゃダメ!私がやらないと!って思っているお母さんもいますよね。
でも、気を抜く時間がないと誰だっておかしくなります。
旦那さんだって24時間仕事して居たら、狂うと思いますよ。
育児は、仕事よりももっと気を張っています。
命を守らなければいけないし、最愛の存在を育てなければならない。
これ以上に責任の重い仕事はありません。
もし今、「上の子可愛くない症候群」に悩まれている方がいたら、それは一過性のものなので心配しないでくださいね。
大丈夫です、天使のように思える下の子もあっという間に怪獣になりますから…。
子育て2人は辛い…どうやって「今」を乗り越える?
辛いのは今だけでいつか楽になる、と言われても…となりますよね。
育児本を読み漁って、どうしたらいいか悩んだ時期、私にもありました。
でも、大変な時期は、過ぎ去るのを待つ以外方法はないのです。
どうしたって子供は日々暴れまわります。
存在を消すことなんてできません。
お母さんの責任から逃れることもできません。
2人同時に泣き出す夜や、下の子のお世話をしている間にひっくり返したご飯。
樹海のようなリビングに、洗い忘れてもう無い哺乳瓶。
誰も助けてくれなくて叫びたくなる気持ち、すごくよくわかります。
小さい喜びや楽しみに目をむけてみよう
ただ、辛い事ばかりではないはずです。
我が子と過ごしていて一日のうちに一度も笑ってない、なんて日は無いと思います。
赤ちゃんの笑顔につられて笑ったり、上の子のつたないお話にクスっとしたり。
そうやって、日々の中に小さい喜びや楽しみがある事を忘れないで過ごしていれば、いつのまにか楽になっているはずです。
子供たちが二人で遊べるようになったら、ママ来て!と言われなくなります。
2人で遊んでくれている間は、自分の時間が確保できるようになります。
今、私には中学生と小学生と幼稚園児の子どもがいます。
上2人がまだ小さい頃は、本当に大変でした。
もう一人になりたい!うるさい!と、泣いてる子供たちを置いて一度玄関から出てみたこともあります。
でもすぐ不安になって窓からリビングを覗くと、上の子が下の子をあやしている姿がそこにありました。
私が毎日イライラして我を失っている間にも、子供はこんなに優しいいい子に育ってる。
私が気付かなかっただけなんだ。と思いました。
家の中はぐっちゃぐちゃで毎日ボサボサの髪を適当に縛って、化粧すらしないような毎日でしたが、今考えたらすっごく楽しかったんですよ。
2人並んで眠る姿を見ると、涙が出るくらい幸せな気持ちになりませんか?
いつも子供はお母さんの味方です。
母は強し!と言いますが、ずっと強くいられるわけないですよね。
弱音を吐いて楽に育児をしてくださいね♪
2人目産まなきゃ良かった? まとめ
一人目を産んでお母さん一年生。
でも二人目を産んだ時も「2人のお母さん一年生」なんですよね。
うまくできなくて当たり前です。
子供と一緒に成長すればそれでいいんです。
産まなきゃよかった、と落ち込む日もあれば、産んでよかった!と思う日もある。
それでいいと思います。
頑張り過ぎないのが一番です!
関連記事
https://kotokot0.com/futarime-tsurai