夏休みといえば、夏期講習。
自分の子供に夏期講習を受講させたいと思っていても、あまりお安くはすみません…。
10万円以上かかる塾なんてザラにあります。
そもそも、夏期講習って本当に意味あるの?無駄じゃないの?と思ってしまいますよね。
夏休みの期間を無駄にしないためにも、夏期講習は受けた方がいいです。
しかし、子供に合わない塾を選択してしまった場合と、子供にやる気がない場合、夏期講習は無駄になってしまう可能性があります!
それぞれのパターンについて、塾に勤めていた経験を元にお話させていただきます。
夏期講習を受けた方がいい理由については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

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姪や甥はスマイルゼミをしていましたが、紙と違い、間違った問題を何度も繰り返し解けるところが便利だと話していました。
学年をさかのぼって学習することもできるので、つまづいている教科の復習にもピッタリです。
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合わない塾の夏期講習は無駄になるかも
夏期講習に通う塾探しは、
- それまで塾に通っていなくて、夏期講習で通う塾を探す場合
- 今塾に行っているけれど、夏期講習だけ違う塾に通おうと思っている場合
など、人それぞれだと思います。
夏期講習はどこがいい?…と探している人に気をつけて欲しいことは、子供に合う塾を選択することです。
合わなければ無駄になる可能性があるからです。
集団塾はレベル別になっている塾を選ぼう
たとえば、クラス分けなどがされていない集団塾に通うことにしたとします。
このような集団塾は、料金が安いため飛びついてしまいそうになりますが注意が必要です。
同じクラスにレベルが違う生徒がいることで、ついていけないことがあったり、逆に人を待たなければならなかったりするからです。
これでは、長時間塾にいても、無駄な時間が多く存在してしまいます。
集団塾に通うのなら、最低限レベル別に分けられている塾を選択しましょう。
どのみち「学校の授業についていけていない」という子供は、集団塾ではついていけないことがほとんど。
授業中にぼーっと話を聞いていて、何も身についていないということがありえます。
この場合は、夏期講習は本当に無駄です。
家で、ゴロゴロ参考書を流し読みしているのとたいして変わりません。
集団塾についてはこちらの記事でも紹介しています。

家庭教師や個別指導塾はスケジュール管理が大事
次に、家庭教師や個別指導塾の場合です。
この2種類の学習形態にするなら、大事なのはスケジュール管理です。
1対1や少人数で教えてもらうことは集団塾よりもわかりやすく、ものすごく理解できたような気がします。
もちろん理解はできていますが、それは「理解できるまで教えてもらっている」からです。
集団塾では授業内では20分程度で過ぎ去っていく内容を、家庭教師や個別指導では1時間でも2時間でもわかるまで教えてくれます。
一見そちらのほうがいいように感じますね。
しかし気をつけなければ、夏休みが終了したときに「勉強したかった範囲の3分の1しか終わっていなかった」ということが起こってしまいます。
これも、せっかくの夏期講習は無駄になってしまいます。
きちんとスケジュール管理をしてくれる塾に通うか、自分で細かくスケジュール管理をし、学習を進めていく必要がありますね。
このように、自分に合わない塾を選択してしまうことで、夏期講習は無駄になってしまう可能性があります。
塾選択は料金や雰囲気で安易に決めてしまうのではなく、慎重になりましょう。
子供が勉強やる気ないなら夏期講習はいらない??
当然と言えば当然ですが、どのような塾に行ったとしても、やる気がなければ夏期講習の意味はありません。
かといって、夏期講習はいらないかというと、そうではないですよね。
せっかくの夏休み。
勉強しておけばよかった…と後悔しないよう、有効に使ってほしいですよね。
前の章で、自分に合った塾を…というお話をしました。
しかし、こんなこと言うのもなんですが「やる気がある子」は、実際にはどの塾の夏期講習に行っても無駄になることはありません。
何かしらきちんと身につけることができます。
その中でより結果を出せるのはどの塾か、という塾の選択の仕方になるわけです。
勉強をやる気ない子供の場合どうする?
問題はやる気のない子です。
やる気のない子は、集団塾に通わせても、ひどい場合は授業の最初から最後まで1文字も聞いていない場合もあります。
個別指導塾に通っても、指導中はおしゃべりばかり。
講師が勉強をさせようとしても言うことを聞かない、ということが多くあります。
これだったら、塾なんて行かずに毎日外で走り回って遊んでもらったほうが、お金もかからなくていいですよね。
しかし、親としてはそういうわけにもいきません。
子供に夏期講習のやる気をどうにか出して欲しいですよね。
やる気が出るのを待っていたり、やる気が出ないなら夏期講習はいらない、というのもかなりリスキーです。
やる気の出ない子は、危機感がないのでやる気が出ないのです。
やる気のない子供への最終手段
もし、勉強をして志望校に入れないと将来こんな苦労をするよ、とこんこんと話してあげても意味がない場合は・・・
最終手段の「ご褒美」というのもいい手かもしれません。
しかし、それも明確な目標にしましょう。
「夏休み明けのテストで学年10位以内に入ったらスマホを買ってあげる!」
「夏休み最後の模試で偏差値65を越えたらお寿司食べ放題!」
のような目標を立ててあげましょう。
夏期講習中のフォローも大切
もちろん、それだけで残りは放置ということはよくありません。
子供が無事に夏期講習に通ってくれたら、
「今はどういうところを勉強しているの?」
「授業にはついていけているの?」
と、現在の状況を確認してあげましょう。
最近は、授業でどのような内容を実施したのか、メールが送られる塾なども多いようです。
しかし、何をしているのかわからない、という塾もかなり多いもの。
きちんと子供と会話をし、どのような進度で進んでいるのかチェックしてあげましょうね。
夏期講習を無駄にしないためには? まとめ
子供の勉強というのは、親の関わりがかなり重要になります。
夏期講習を無駄にしないためにも「塾に任せっきりにしない」というスタンスを取りましょう。
夏期講習が無駄になるかどうかは塾の選択や子供のやる気次第ですが、それがうまくいくかは親の関わり方次第です。
有意義な夏になるよう、子供のために工夫してあげましょうね。
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姪や甥はスマイルゼミをしていましたが、気になるものがあったら取り寄せてみると良いでしょう(いくつでもOK)。