日頃の調理に欠かせない、お玉(おたま)の容量や種類、代用品などをご紹介します!
一杯で何ccかは、大きさにもよりますが、小さめのお玉1杯で50cc(50ml、水なら50g)ほどです。
大さじで言うと、3杯ちょっと。
お玉ひとすくいの量を知ると、お味噌を量るのにも便利ですよ。
(ちなみに、お味噌はお玉一杯で約60g)
一度、家にあるお玉に水を入れて、何ccあるか量ってみましょう!
お玉の容量は一杯で何cc・何ml・何gか解説
お玉一杯でどのくらいの量になるのかを知っていますか?
我が家のお玉はすこし大きめなので、およそ100ccでした。
※100cc(シーシー)は、100ml(ミリリットル)です
小さいおたま一杯50cc(50ml)
大きさによっても異なるのですが、よく売られている小さなお玉の場合は50ccくらいです。
おたま一杯で大さじ3杯ちょっとですね。
(大さじ1=15cc)
後ほどご紹介しますが、計量できるタイプのお玉もあります。
家にあるお玉の容量を知っておくと、料理の時短にもなりますよ。
特にたくさん料理を作る場合です。
わざわざ、計量スプーンや計量カップで調味料をはからなくてもよいので、洗い物も減ります。
ぜひ試してみてくださいね。
お玉一杯は何グラム?味噌やカレーの重さも計測
ちなみに、お玉一杯は何gかも見てみましょう。
小さなお玉の場合は、おたま一杯で水は50g、お味噌は約60gです。
- お水の場合はcc=ml=gなので、50cc=50g
- 次にご紹介するお味噌の場合は、50ccで60gくらい
ちなみに、カレーはどうなのか量ってみると、水と同じくらいでした。
カレーと言ってもいろいろなので、レトルトカレーで計測。
お玉一杯で50cc(ml)、重さは約50gでした。
シチューも同じくらいでしょうね。
お玉一杯で何人分の味噌汁ができるのか
よくお玉を使うのは、味噌汁を作る時ではないでしょうか。
味噌汁は毎日飲む人も多いですよね。
お玉を使って味噌を溶く人も多いと思います。
小さめのお玉の場合、一杯で何人分の味噌汁ができるのかというと、約3人分。
1人分の味噌汁に大さじ1の味噌
1人分の味噌汁(160ccくらい)を作るのに、味噌は大さじ1ほど必要だと言われています。
大さじ1は15ml(15cc)です。
そのため、50ccのお玉一杯で、約3人分の味噌をすくうことができます。
3人分の味噌は45ccなので、小さめのお玉めいっぱいではなく、ちょっと少な目にするとちょうどよいでしょう。
大さじで計算しなくても、お玉で味噌の量をはかることができたら、時短にもなります。
味噌をすくったお玉を使って、そのまま味噌汁を作ることができるので、洗い物も減りますね。
できればあまり洗い物を増やしたくはないもの。
お玉の大きさを知っておくことで、このようにさまざまなシーンで活用できますよ。
ぜひ今日のお味噌汁作りから試してみてください。
お玉の正式名称はおたまじゃくし
お玉の正式名称について調べてみると、お玉杓子(おたまじゃくし)とのこと。
または、玉杓子。
レードルともいいますね。
ちなみに、日本料理ではお玉と呼ばず、金がい(かながい)と言うのだそう。
私は知りませんでした(子供の頃、習ったかもしれませんが…)。
おたまじゃくしというと、カエルの子しか思いつかずピンときませんでした。
調べてみると、カエルの子が「おたまじゃくし」と呼ばれるようになったのは、お玉杓子に似ているからなんだそうです。
お玉の種類
家で使っているお玉はどんなタイプですか?
お玉といっても、さまざまな種類があります。
素材による種類
まずは素材です。
- ナイロン製
- ステンレス製
- シリコン製
- 木製
調理には、ナイロン製やステンレス製のお玉を使っている家庭が多いのではないでしょうか。
特にナイロン製はお鍋を傷つけることがありません。
最近は、シリコン製のお玉もすっかり定着しましたね。
ナイロンやシリコン製は、匂いや色が移りやすいデメリットがあるので、カレーなどは避けて使うことをおすすめします。
木製の場合は調理ではなく、取り分けに使うとよいでしょう。
食卓に木製のお玉があったら、おしゃれですよね。
温かみのある木製のお玉もおすすめです。
形や大きさによる種類
形や大きさによってもいくつか種類があります。
- 丸いタイプ
- 注ぎ口のあるタイプ(横口レードル)
- 目盛り付きタイプ
- 穴あきタイプ
- 中華料理用(丸や楕円形)
- スプーンタイプの小さいお玉
丸い形
丸いタイプは、どの家庭にもあるようなオーソドックスな形のおたま。
一杯50ccくらいのものや、100ccくらいのお玉など、大小あります。
鍋が小さい場合は、大きなお玉では使いにくいです。
1つ選ぶなら50ccくらいの大きさが使いやすいと思います。
横口レードル
片側が細くなっていたり、注ぎ口がついたようなお玉もあります。
横口レードルと呼ばれています。
↓ こちらは容量約48cc
わが家の横口レードルは大きすぎたのか、個人的には丸おたまの方が使いやすかったです。
用途にもよりますね。
ちなみに、左ききの方は注ぎ口が逆なので、購入する際は左利き用を選びましょう。
目盛付きのおたま
計量カップ不要の、目盛りがついたお玉もあります。
これは便利ですよね。
醤油やみりんなどの調味料を加えるときに、お玉ひとつで済ませることができます。
こちらのように、お鍋にフィットするような形状のものもあります。
15cc、30ccの目盛りがついていて、量れるし、耐熱シリコンだし、そのまま置いても浮くようになっているので使いやすい!と評判です。
穴あきお玉
また、穴があいたタイプもあります。
茹で野菜をすくったり、味噌を溶いたりするときに便利ですよ。
中華お玉
中華料理店で見かける、丸や楕円形の中華お玉もあります。
中華おたまは、一般的なお玉と柄の角度が違います。
すくうだけでなく、ヘラのように炒める時にも使えます。
中華料理を作るために愛用する人もいますね。
小さいお玉
スプーンタイプの小さいお玉は、調理よりも取り分けに向いています。
お玉の代用になるものを紹介
便利なお玉ですが、もし無かったら・・
食材をすくうことができる調理器具は他にもあるので、代用は可能です。
大さじや、大きめのスプーン、れんげなど。
味噌汁をすくう時にお玉がない場合は、大さじや、大きめのスプーンで代用できます。
少々不便ですが、使えないことはないですよ。
一緒に計量カップも使うと、すくいやすいかもしれません。
(やけどには注意)
ラーメンなどの麺類を食べるときに使われるれんげも、代用品としてあげられます。
取り分けには便利そうですね。
お玉がない場合は、大きめのスプーンやれんげなどを使用してみてくださいね。
まとめ
日頃よく使うお玉についてご紹介しました。
普段使っているものの、意外と知らないことも多かったのではないでしょうか。
(私は正式名称にびっくりでした)
小さめのお玉1杯で50cc(50ml、水なら50g)ほどです。
使っているお玉によって容量が違うので、ぜひ一度、量ってみてくださいね。