しらたきと春雨、どちらもヘルシーな印象のある食品です。
しかし、原材料やカロリーには違いがあります。
白滝はこんにゃく芋、春雨は豆やじゃがいものでんぷんからできています。
しらたきは、カロリーも糖質もほとんどありません!
それに比べ、春雨はカロリーや糖質があります。
白滝の方がダイエット向きですが、適量なら、はるさめを麺代わりに食べてもヘルシーですよ。
春雨の代わりにしらたきを使えるレシピもあります。
白滝のチャプチェは美味しくて好きです。
鍋にはどちらも使えますね。
でも、食感や味が違うので、代用というより別料理として考えた方がよいでしょう。
しらたきと春雨のカロリーの違い
しらたきも春雨も、低カロリーのイメージがありますよね。
しらたきは、ほとんどカロリーがありません。
はるさめは、サラダやスープに入れるくらいの量なら、35kcal程度でしょう。
※この記事のカロリーや糖質計算は、栄養成分ナビゲーター(江崎グリコ公式サイト)を使用しています
しらたきのカロリーはほとんどありません
しらたきと春雨、100gに含まれるカロリーには、大きな差があります。
- しらたき…約6kcal
- 春雨(乾燥)…約350kcal
一見すると、春雨はカロリーがとても多いように感じられます。
しかし、そうではないのです。
乾燥はるさめ20gなら70kcalほど
しらたきは水分を含み、そのまま加熱して食べられる状態です。
それに対して、春雨は乾燥した状態。
乾燥した春雨を水などで戻してから食べることになるので、100gも一度に食べられません。
サラダなら乾燥春雨5~10g程度、鍋の時などに食べても、せいぜい20g~25g程度でしょう。
乾燥春雨20g~25gなら、カロリーは70~88kcalとなります。
このカロリーなら安心して食べることができますね。
スープ春雨をよく食べてました
スーパーやコンビニで、春雨入りのスープが売ってますよね。
私は会社員時代、よく買って食べていました。
お弁当を持参していたので、スープ代わりに食べてました。
春雨が入っているので、食べ応えがありとても気に入っていました。
今でも時々購入して食べますが、カップ麺を食べるよりも罪悪感がありません。
商品によると思いますが、乾燥春雨の量は5~10gでしょう。
カロリーを詳しく気にしたことはなかったのですが、乾燥状態の春雨10gで35kcalだと思うと、今更ながら安心しました。
しらたきと春雨 ダイエットに向いているのはどっちか解説
ダイエット食としても知られているしらたきと春雨。
ダイエットに向いているのはどちらなのでしょうか?
カロリーだけで見ると、しらたきの方が低カロリーであることがわかりました。
しかし、適量であれば春雨もカロリーが低めです。
そのため、ダイエットでカロリーを控えている場合は、好みで食べ分けてもいいと思います!
糖質を控えている方は、次の糖質の項目をチェックしてくださいね。
春雨を麺の代わりに食べたときのカロリー
はるさめのカロリーですが、おかずやスープなどでは、量が少ないので気にしなくて大丈夫です。
しかし、春雨を食べすぎると、かなりカロリーが高くなりますよ。
例えば、麺の代わりに200g食べると考えるとこのようになります。
- しらたき200g…12kcal!
- 乾燥春雨45~50g(ゆでて200gくらい)…約170kcal
- 中華麺1食分200g(ゆでた後)…約300kcal
- ゆでうどん1食分200g…約210kcal
春雨は食べすぎに注意
私は、麺の代用として春雨を食べたことがないのですが、乾燥はるさめ50gほどを麺代わりにしてしまうと、結構カロリーが高くなってしまいます(約170kcal)。
それでも中華麺よりはだいぶヘルシーですけどね。
はるさめは白滝と違い、たくさん食べるとカロリーも高くなるので注意してくださいね。
具だくさんにして、春雨の量は控えめがいいですね。
麺の代わりなら、こんにゃくや大豆、とうふ、おからなどでできたヘルシー麺もあります。
同じ味付けでも、麺を置き換えるだけでカロリーダウンに!
いろいろ試してみてくださいね。
濃い目の味付けやトロミのあるソースで食べると美味しい!
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とうふでできた麺(麺のみの場合、1パックあたり85kcal、糖質6.5g)
こんにゃく麺
しらたきと春雨の糖質の違い
ダイエットをする際に気にしたいのは、カロリーだけではありません。
最近は、糖質の量に気を付けている人も多いですよね。
先ほどのように、麺の代わりに200g食べると考えて糖質量を比較しました。
しらたきは、カロリーだけでなく、糖質もほぼゼロです。
- しらたきの糖質…200gで0.2g!
- 乾燥春雨45~50g(ゆでて200gくらい)の糖質…約40g
- 中華麺1食分200g(ゆでた後)の糖質…約56g
- ゆでうどん1食分200gの糖質…約42g
ゆでた春雨を200g食べるとすると、かなり糖質量が多いですね。
しらたきと春雨の糖質量の違いは、原材料にあります。
しらたき
しらたき(白滝)は、こんにゃく芋からできています。
こんにゃくや糸こんにゃくと同じ原材料です。
こんにゃくや糸こんにゃく、しらたきには食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維が多いことは、胃や腸の調子を整えてくれる効果を高めてくれますよ。
食物繊維が排便を促してくれるので、体の中からきれいになることができます。
しらたきは、カロリーも糖質もほぼ0です。
はるさめ
一方、春雨は、豆やじゃがいものでんぷんからできています。
そのため、春雨の栄養成分は炭水化物が多く含まれていることがわかります。
ただし、ミネラルや食物繊維も含まれており、決してダイエット食に不向きなわけではありません。
カロリーも低めなので、適量なら、春雨もダイエットに向いていると言えるでしょう。
ただし、糖質オフダイエットをしている人には、しらたきの方がいいですね。
低糖質の麺
先ほどご紹介した、こんにゃくや大豆、とうふ、おからなどでできた低糖質の麺もたくさん販売されているので、試してみるといいでしょう。
糖質30~50%OFFなど、ゆるめの糖質オフ商品もあります。
口コミも参考に、お気に入りを探してみてください!
春雨としらたきは代用できることもある
春雨としらたきは、お互い代用できるのでしょうか?
結論を言うと、あまりできません。
春雨は、煮込むとふやけてしまうし、しらたきは味がしみにくいので、食感や味が合わないことがあるからです。
ただし、チャプチェをしらたきで作るなど、代用できる料理もありますよ。
代用というより別の料理と考えるといいですね。
春雨の代わりにしらたきが使える料理
すき焼きや鍋料理にはどちらも合いますが、こちらも代用、というより別ものですよね。
この他、春雨の代わりにしらたきが使えるのは、春雨サラダやチャプチェ、春巻きの具あたりです。
私は、白滝で作ったチャプチェはかなり好みです。
春雨サラダ(中華サラダ)はしらたきで作ったことがないのですが、チャプチェはよく白滝で作ります。
しらたきで作ると味がしみ込まないイメージがありますが、春雨サラダの場合は、他の具材に味がからんでおいしそうですね。
ちなみに、麻婆春雨はしらたきでは合わなそうです。
というより、やっぱりどれも別料理になりそうです。
春雨はしらたきの代用が難しい
春雨は、しらたきの代わりに使うことは難しいでしょう。
煮込むと水分を吸ってふやけたり、ドロドロになってしまいます。
そのため、肉じゃがのしらたきの代わりのような、煮込む料理には代用しない方がいいです。
(しらたきが無くても肉じゃがはできます)
はるさめは、火を通す時間が短い料理に向いていますね。
しらたきと春雨の違い まとめ
ダイエット食としても知られている、しらたきと春雨についてご紹介しました。
原材料が違うので味わいは異なりますが、どちらも低カロリーでダイエットに向いている食品です。
カロリーや糖質が低いのは断然しらたき!
しらたきは、100g中に含まれるカロリーが約6kcalです。
たくさん食べても罪悪感がありませんね。
ただし、気を付けたいのは、ダイエットに向いているからと言って、しらたきや春雨しか食べないような食生活は続けないほうがいいということです。
食物繊維やミネラルは含まれているものの、ビタミンなどは入っていません。
普段から正しい食生活を送りつつも、ラーメンを春雨に置き換える。
煮物にしらたきを入れて、お腹いっぱいにする。
などの工夫が大切と言えるでしょう。