生まれてから話せるようになるまでは、泣いて要求を訴えるしかない赤ちゃん。
付き合うこちらも大変ですが、まだまだ生まれて人間歴数か月の赤ちゃんは、もっと大変かもしれないですね。
赤ちゃんの泣き声に耐えられない…。
これは誰もが感じることなので、親失格ではありませんよ。
しんどい時は、
「泣き声は話し声」
「お付き合いがしんどい時は物理的距離を!」
これを念頭に、いいバランスで育児していきたいですね。
赤ちゃんの泣き声に耐えられない時の対処法や考え方、イライラするのはなぜなのかなどを、体験談を元にお伝えします。
赤ちゃんの泣き声に耐えられない!しんどい時はどうする?
私には子供が4人います。
小学生~幼児の年齢です。
年子育児も経験しているので、泣き声への耐性はあるほうだと思います。
でもいくらかわいい我が子の泣き声でも、一日中聞いていたら、しんどくなることもたくさんありますね。
泣き声に耐えられないなんて、自分は親としてダメだと自分を責めたくなるかもしれません。
でも、そんなことはしなくても大丈夫ですよ。
育児をしている人たち、みんな、きっと少なくても一度は思っているはずです。
私もそうでした。
しんどいですよね。
聞きたくないし離れたい、逃げたいなんて思いますよね。
すこーしだけ1人の時間を確保
しんどい時は思い切って、我が子の安全を確保して、すこーしだけ1人の時間を確保してください。
私はよくトイレに携帯電話を持ってこもりました(笑)
時間は5分と決めて入っていました。
でも、やっぱり子供が心配で5分が待ちきれず、2~3分でおこもりは終了していたかもしれません。
それでも物理的な距離を取ると自然と冷静になれて、やさしい気持ちに戻ることができました。
赤ちゃんの泣き声は話し声!
泣いて訴えるしかできない赤ちゃんの泣き続ける声を、ずっと聞いているのはしんどいですよね。
もう1つ、思考を変えてみることで、このストレスを減らす方法をご紹介します。
私には、ずっと心に残っている言葉があります。
「泣き声は話し声なんだよ。」
初めての育児の時に、助産師さんにかけてもらった言葉です。
泣いて自分の要求を伝えるしかない赤ちゃん。
眠い、お腹すいた、寒い、暑い、むずがゆい…。
それらを訴える方法が泣く行為なだけ。
全て話し声として受け止めると、かわいく愛おしくなるよね。
という言葉でした。
あまり育児について悩んだりしていなかった当時は、なるほどな~と思うだけでしたが…。
年子育児をしている際に、ものすごく支えになった言葉でした。
赤ちゃんの泣き声はうるさいという思考を変えてみる
3人目を生んだ際には、上の2人のきょうだいにも、
「泣き声は話し声。」
を合言葉のように話し、
「泣いてる=うるさい」という思考にならないようにしました。
・なんて言っているのかな?
・何が欲しいのかな?
・どうしてほしいかな?
と、ひと呼吸いれて冷静に考えられるので、気持ちが楽になりますよ。
そして泣き声も、月齢や年齢が成長していくにつれて、どんどん変わります。
今しか聞けない、泣き声という名の話し声、かわいく思えてきました。
赤ちゃんの泣き声にイライラするのはなぜ?
赤ちゃんの泣き声に、不快になったりイライラするのはなぜでしょう。
赤ちゃんの泣き声の音量は、かなりのものですよね。
さらに、人の注意を引くための(不快に感じる)周波数を含んでいるとのこと。
不快に感じてもおかしくないんですね。
泣き声が耐えられないと思ってしまうことも、仕方のないことだとわかります。
ママはいつも気を張っているので、なおさらです。
どこか具体的に具合が悪くて泣いている、痛くて泣いている…。
赤ちゃんが泣いているのは、それだけの理由じゃないかもしれません。
いろいろな対策をしても、なんでか満たされなくてどうしても泣き続けたい。
そんな時もそんな日もあるかもしれませんね。
先ほど紹介したように、しんどいときは少しだけその場を離れましょう。
(赤ちゃんの安全は確保してくださいね)
短時間でもいいから、パパに助けてもらったりして、少しでも息抜きをしましょう。
一人の時間を確保するために、赤ちゃん用のモニターをつけてもいいですね。
赤ちゃんの泣き声を知らせるモニターもいいかも
今は、赤ちゃんの泣き声を知らせる音声モニターや、映像まで映るモニターも販売されていますね。
私が乳幼児を育児していた10年ほど前も、ベビーベッドなどに取り付けられる音声モニターなどがありました。
寝かしつけをし終わった後や、お昼寝中などに使用を考えてみてはいかがでしょう?
子どもが寝ている時って、途中で起きたかな?と何度も様子を見に行きますよね。
モニターを使えば、確認しにいかなくても、起きたり泣いたりしたらすぐに気づけます。
それまでゆーっくりと自分の時間を持てますね。
心にゆとりが持てるようになります。
私の場合、今までコンパクトな住宅で育児をしてきたので、赤ちゃんモニターを使用する機会がありませんでした。
今は広めの住宅に住んでいるので、また乳幼児の育児をするチャンスがあれば、使用を前向きに考えたいなと思っています。
映像も見られるモニターを使用している友人がいます。
寝かしつけ後にゆっくりと時間を過ごせると言っているのが印象的でしたよ。
まとめ
親である私と、子である赤ちゃん。
別の人間であり、機嫌も感情もいつも一緒ではありません。
意味もなく泣くこともあるでしょう。
親である私たちも、今日はどうしてもメンタル的に上手に付き合えない、なんて日があって当たり前だと思います。
基本的な思考を、「泣き声は話し声」という感覚で、なるべくストレスとして感じないように過ごしてくださいね。
それでも、どうしてもしんどい時は必ずあると思います。
そんな時は自分を責めずに、ゆっくり一人で好きなことをして過ごせる環境をゲットできるよう、工夫しましょう。
親になったからといって、自分の時間を全て赤ちゃんである我が子に注いで、自分を犠牲にしすぎる必要は全くありません。
ほどほどにいろいろな力を抜きながら、楽しく育児ができますように。