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ブレーカー落とすデメリットを解説!使わないブレーカーは切るべきかやメリット、電気代や基本料金は下がるのかなど

ブレーカー落とすデメリットを解説!使わないブレーカーは切るべきかやメリット、電気代や基本料金は下がるのかなど 生活

ブレーカーを落とすと、対応する場所のコンセントに電気が流れなくなります。

そのため、基本料金以外の電気代はかかりませんが、デメリットもあります。

当然ですが、ブレーカーを落とすと電気製品が使えなくなります。

家の中には家電が多いので、冷蔵庫が冷えなくなったり、Wi-Fiやインターホン、空調システム、ホームセキュリティなど、使えないと困るものも出てきます。

ブレーカーは電気のスイッチではないので、頻繁にオンオフを繰り返すことには向いていません。

停電の時や、自然災害で避難するとき、長期間家電を使わない時など、必要な時だけ落とすのがベストです。

一週間不在くらいなら、待機電力も微々たるものなので、そのままが良いと思います。

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ブレーカー落とすとどうなる?デメリットを解説

ブレーカーを落とす(ブレーカーのスイッチを切る)と、コンセントに電源プラグを差しても電気が流れなくなります。

そのため、使っていない家電にも電気が流れなくなり、待機電力がなくなります。

これは節電につながりますが、電気が流れなくなることによるデメリットも存在します。

ブレーカーを落とすデメリット

ブレーカーを落とすデメリットには、以下のようなものがあります。

  • 冷蔵庫の温度が上昇し食材が腐る、冷凍庫の食材が溶ける
  • テレビが見れない、ブルーレイ・HDD・DVDレコーダーなどの録画予約が作動しなくなる
  • 給湯器が故障する可能性がある(凍結)
  • 一部の電化製品は日付がリセットされる
  • 電話機・FAX・Wi-Fiルーターやインターホンなどが使用できなくなる
  • ホームセキュリティが作動しなくなる
  • 空調システム、換気システムなどが動かなくなる
  • ブレーカーを入れる際、電化製品が立ち上がる時間や電力がかかることがある

ブレーカーを落とすことで、電気代を節約する可能性はありますが、快適さが損なわれるでしょう。

また、待機電力によるメンテナンスを必要としている電化製品もあり、ブレーカーを落とすことでその機能が停止します。

例)給湯器の凍結防止機能

ちなみに、昔の家庭用エアコンは、冬にブレーカーを落としたり、ブレーカーを上げてすぐ使うと故障の原因になる、と言われていたそうですが、今のエアコンは問題ないようです。

わが家のエアコンの取説の注意事項にも、そのようなことは書いてありませんでしたし、今まで何も考えず冬の間はエアコンのコンセントを抜いていたのですが、問題は起こらなかったです。

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使わないブレーカーは切るべき?メリットを解説

使わないブレーカーは切るべき、ということはありません。

電化製品を長い間使用しない場合は、コンセントから電源プラグ(電源コード)を抜いておけば同じことなので、ブレーカーを落としてもコンセントを抜いてもどちらでもよいです。

ブレーカーを切るべき、という点では「停電の時」や「自然災害で避難する時」は切るべきです。

停電時にブレーカーが上がったままだと、電気が復旧した時に、電源の入った家電が原因で火事になることが考えられます。

また、地震などで避難をしている間に停電した場合、電源コードが破損したり、家電が倒れてスイッチがオンになったり壊れたりすることが原因で、同じように火災になる可能性があるからです。

ブレーカーを落とすメリット

ブレーカーを落とすメリットは、主に次の2つです。

  • 停電復旧時の通電火災が防げて安全
  • 電気代が発生しない(基本料金はかかります)

長期不在時には、使わないブレーカーを落とすことで節電にもなります。

通電火災の予防にもなって安心です(電源コードを抜いておいてもOK)。

ブレーカーを落とすと、電気代の節約になるかどうかは、使い方にもよります。

起動に大きな電力を必要とする家電の場合は、オンオフの頻度が高いと節電にならないかもしれません。

デメリットで挙げたように、冷蔵庫やWi-Fi、換気システムなど、電源が切れると困るものは結構あるので、私は節約のためにブレーカーを落としたことはないです。

電源プラグを抜くとか、節電タップ(オンオフのの切り替えスイッチがついた電源タップ)を使う程度です。

今は、電化製品の待機電力がかなり抑えられていますし、待機電力のない家電もあるので、そこまで大きな節約にはならないと思っています。

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ブレーカーをつけたり消したり頻繁にオンオフ繰り返すとどうなる?

ブレーカーは、家庭で電気を安全に使えるように設置されています。

異常を感知したら電気を遮断して、人や機械を守るのが役目であって、電気のスイッチではありません。

そのため、頻繁にオンオフするのではなく、停電時・避難時の通電火災予防、長期間電化製品を使わない場合、長期不在時など、必要だと感じる時のみ落とすようにしたほうが良いと思います。

ブレーカーの寿命は13年とありました。

(今まで、ブレーカーの寿命なんて考えたこともありませんでした)

ブレーカーのオンオフを頻繁に繰り返すと、寿命が短くなる可能性があります。

使用環境によっては、3~5年でダメになるかもしれないと書いてありました。

また、一部の家電は、電源を入れるときに一時的に多くの電力を消費します。

例えば、テレビや録画機器は、電源がオンになった時に、番組情報の更新などが行われます。

節電のためにブレーカーを毎日切るという人もいるようですが、電気代を増加させる可能性があります。

また、ブレーカーを毎日落として節電しようと思っても、切れない家電もあるので、結果的に節約できる金額はわずかだと思います。

ブレーカーを頻繁にオンオフすることでブレーカーの寿命を縮めるリスクの方が、大きい気がします。

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ブレーカー落とすと電気代や基本料金は下がる?

ブレーカーを落とす(ブレーカーのスイッチを切る)と、コンセントにつながっている家電に電気が流れなくなります。

そのため、電気代は下がります。

電気代に関しては、コンセントから電源プラグを抜くのと同じことです。

家中のブレーカーを落としたら、電気代はかかりません。

基本料金に関しては、電気を使っても使わなくてもかかる金額なので、下がりません。

(基本料金のないプランなら0円ですね)

ブレーカーを落とす場合も、電源プラグを抜く場合も、頻繁に行うと電気代は下がらないかもしれません。

先ほどお伝えしたように、電源を入れたときに、多くの電力を消費する家電もあるためです。

待機電力(家電の電源を切っていても使われる電力)は、消費電力の5%ほどと言われています。

1ヶ月の料金が1万円だとすると、待機電力の分は500円くらいということですね。

減らせたら節約になりそうですが、実際は、冷蔵庫やホームセキュリティ、電話機、インターホン、換気などのように、オフにできないものも結構あるので、半分も減らせないのではないかと思います。

それより、無駄な使い方をしている家電はないか、確認するなどの方が節約できそうな気がします。

例)

  • 使っていない家電のコードを抜く
  • 冷蔵庫の温度は下げ過ぎてないか
  • エアコンの設定は適切か(フィルター掃除や運転モードなど)
  • 消し忘れてしまうものはタイマーで切れないかどうか などなど

待機電力が多いと言われている家電は、ガス温水器、テレビ、エアコン、電話機、BD・HDD/DVDレコーダー、温水洗浄便器、パソコン、パソコンネットワーク機器、インターホンセットとのこと。

給湯器の電源はつけっぱなし、という方も多いのではないでしょうか。

操作パネルで電気を食うようなので、使わない時は切っておくとよいでしょう。

(わが家でも消し忘れが多いです)

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ブレーカー落とすかコンセント抜くか

ブレーカーを落とすかコンセントを抜くか(電源プラグを抜く)どっちが良いかというと、節電という意味ではどっちも同じ効果です。

ただ、頻繁にブレーカーを落とすのはあまり良くないです。

コンセントから電源プラグをしょっちゅう抜き差しすることも、コードが傷む可能性があります。

コンセントの差し込み口も、傷むみたいです。

ほどほどに、ということですね。

節電タップなら、あまり抜き差ししないのでよさそうです。

ブレーカー落とすかコンセント抜くかというと、私なら、基本コンセントです。

ブレーカーの場合、例えば「冷蔵庫は切りたくない」となると、わが家の場合「1階台所」というスイッチが切れないので、台所で使う家電やガス給湯器の電源は、個別に切るしかありません。

同様に、インターホンは切れないな、とか、電話は切れないなと考えると、1階は落とせないブレーカーが多いので、長期不在なら2階を切っておこうかなとか考えますが、基本電源プラグを抜くか、節電タップを使うと思います。

ブレーカーを落とした方が良い場合

これまでもお伝えしたように、停電時や避難する際は、通電火災を予防するためにブレーカーを落としましょう。

ブレーカーを上げる際は、ただの一時的な停電なら問題ないと思いますが、自然災害の場合は、電化製品に問題がないか確認してからの方が安心ですね。

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長期不在や、一週間不在の時はブレーカーは切る?

長期不在や一週間不在の際は、使わない電化製品の電源プラグを、コンセントから抜いておくとよいでしょう。

私なら、ブレーカーは、一ヶ月以上の長期不在なら考えます。

今の家は、セキュリティ関連の設備はないですし、換気システムもないため、落とせるブレーカーは落としますが、冷蔵庫の中身を処分するのは面倒なので、ちょっと考えてしまいます。

電話機やインターホンは切れないですし・・・

デメリットが多いです。

そもそもブレーカーは、漏電・ショート・落雷などの異常を感知したら電気を遮断してくれる(ブレーカーが落ちる)ので、落とさなくてよいのでは?と思っています。

長期不在時に全てのブレーカーを落とす場合は、電力メーターが止まるため家が留守だとわかってしまうので注意してください。

換気システムは、長期不在ならなおさら回しておきたいところです。

ちなみに「ブレーカーを上げた時に、家電の時計がリセットされてしまうと面倒だから、電源は落とさない」という方もいました。

一週間不在程度なら、ブレーカーを落とそうとは考えません。

もし、節電のため、と考えるなら、一週間の待機電力はそこまでかかりませんし、不要な電源プラグを抜けばよいので(節電タップをオフにする)。

待機電力という点では、1ヶ月でも知れてると思います。

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