この人となら幸せになれる!と思い結婚をして、この人の子供が欲しいと思って妊娠して…
でも子供が生まれてから、全く夫に興味がわかなくなり喧嘩ばかり。
どうしてこの人を選んでしまったんだろう。と思っている女性、少なくないと思います。
ですが夫婦は鏡です!
今頼らないと、気持ちは離れて行ってしまいます。
子どもが生まれてから喧嘩ばかり、と夫婦関係に悩むお母さん!
大変な時こそ、疲れる時期だからこそ、夫に甘えて頼りましょう。
産後 夫にイライラするのはどうして?
女性は産後ホルモンバランスが崩れて精神的に不安定になります。
体調も戻らない中で、大変な子育てが始まるのですから、当然ですよね。
そんな中で頼りになると思っていた夫が全然手伝ってくれない、自分勝手な行動をするなどの思いやりのない態度だと、イライラして夫婦喧嘩も増えますよね。
そもそも、2人で笑顔で子供を育てる想像をしながら辛い妊娠期間を耐え抜いて来たのに、いざ迎えた生活が理想とはかけ離れたものなんてとてもつらいです。
そして夫に向いていた愛情は子供へ向き、夫は疎ましい存在に変わっていってしまいます。
男性は、産後の妻を見て、その変わりように心が追い付いていない場合があります。
自分に向いていた愛情が子供に注がれている事にも戸惑いを感じるでしょう。
弱くて守らなければいけない存在だった妻が母になった途端にたのもしくなり、自分の存在の意味を見失ってしまう事もあります。
お母さんはお腹の中で子供を育ててきたので赤ちゃんを産んですぐに母親になれますが、お父さんは子供が大きくならないと父親の自覚が芽生えない人も沢山居ますよね。
そんな状況の中で、夫婦の関係性が産前と産後では大きく変わり、度重なる夫婦喧嘩の末に離婚、などと言う話もありますね。
子供が産まれてからも変わらない夫婦関係を保つのは、ほぼ不可能です。
どうしたら産後の夫婦喧嘩を減らせる?
産後の夫婦喧嘩の原因は様々ですが、喧嘩をするのは悪い事とも言い切れません。
お互い不満があるのなら、相手にきちんと伝えないとその感情はいつか爆発してしまいます。
夫婦である以上、一番の理解者で居なければなりません。
自分のお母さんや友達が一番の理解者だから、と夫を切り捨ててしまうのは危険です。
「お父さん」と「夫」の場所は確保しておかないと、夫婦は破綻してしまいます。
その立ち位置を他で補填してしまうと、たちまち夫婦関係は崩れていきます。
分かってもらう努力は必要なのです。
なので夫婦喧嘩をしなければいい。という訳ではありません。
ですが喧嘩を減らすことは必要ですよね。
まず、産後や子供が小さいうちは女性側の口調がきつくなっている場合がほとんどです。
今まで喧嘩しなかったのに、という夫婦は、思い返してみて下さい。
今までは心に余裕があったから、同じ事柄でも言い方を考えて話せていたはずです。
男性は子育てについて、お母さんよりも無知です。
一緒に居る時間が短い分、子供を理解するのもお母さんより遅いです。
同じスピードで親になれるわけではないのです。
お母さんは日に日に子供との絆が深くなっていきますが、お父さんはその分自分の無力感に襲われ、家庭が落ち着ける場所とは程遠いものに感じられるようになっていきます。
同じ時にスタートしたパパとママでもやはりママの方が子供の事をわかっているのです。
「あれやっといて!!」「なんでできないの?!」と投げやりに言われると男性はどんどん育児に参加しなくなります。
子どもが生まれてからの夫婦関係
子供が生まれてからすぐ、私たち夫婦も何度も喧嘩をしました。
「泣いてるよ!」と泣いている我が子の様子を私に伝えるだけの夫。
泣き声は私にも聞こえているから、泣いてることは私だって分かってる。
私は夫の晩御飯を作っていて手が離せないのに、子供を抱き上げることもしない夫に、「何もしてくれないなら邪魔なだけだからいらない。」と思っていました。
夫が居なければ、自分のご飯なんて冷凍ご飯に納豆でいいんです。
夫がいるから料理しないといけない、だから子供をすぐに抱き上げてあげられない。
泣いているのは夫のせい、もうどこかに行ってほしい!!
そうなるとすべての行動に腹が立っていきます。
夫が食べた後の食器、仕事で着た服の洗濯、すべてが子育ての邪魔に感じます。
どんどん負のループに陥り、私の夫への態度は冷たくなり、口調もきつくなります。
夫婦関係が崩れてしまいます。
私がお風呂に入っているたった5分の間でさえも我が子を見ていられない夫。
その頃は本当に心の底から大っ嫌いでした。
でもあの頃、もし一緒に子育てを楽しめていたら…と後悔もしています。
子育てに必死なのに何もわかってくれない、助けてくれないと決めつけて全く頼らずきつく当たっていたのは私なのです。
子供が産まれて嬉しくないはずがないし出来ることがあるならやりたい、と産まれた我が子を見て夫も思っていたはず。
そのやる気をすべてそぎ落としたのは、私の態度や発言だったと今では反省しています。
余裕はないかもしれないけれど、こういう時はこうしてほしい。とか、疲れているから助けてほしい。と素直に言えれば、あんなに辛い時期を過ごさずに済んだかもしれません。
相手は夫だけど、元々は他人です。
何も言わなくても分かる人なんてどこにもいないのです。
母は強し!とよく言いますが、その言葉は支えでもあり呪いだな、とも思います。
強くあろうとすればするほどお母さんは苦しくなります。
私も強くなろうと思ったからこそ、夫に甘えられなくなっていたのです。
子供の前では強く、でも夫の前では強くいる必要はないのです。
事細かく説明すれば男性も育児に参加できます。
最初は手間がかかるけど、パパを育てればママも楽になるのです。
まとめ
夫婦は鏡とよく言いますが、その通りだと思います。
自分が優しくすれば相手も優しくなるし、自分が冷たくすれば相手も冷たくなる。
夫婦のどちらかが我慢するのではなく、お互いが思いやりを持って接していけば子育ても一緒に楽しめるでしょう。
うまく行かない時期があるのも当然ですが、どんな時も思いやりを持って、楽しくやっていけたらいいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。