1歳の赤ちゃんが眠いのに寝ないで暴れてしまうのは、寝ぐずりか、日中にとても刺激のあることがあったからか、甘えたいというアピールなどです。
その場合には無理に寝かしつけようとせず、近くで見守ってあげましょう。
赤ちゃんを寝かしつけていて暴れると、ママパパはどうして良いのか分からなくなってしまいますよね…。
そこで今回は、1歳児を寝かしつけると暴れる理由や対処法について解説していきます。
1歳の赤ちゃんが眠いのに寝ない…暴れるのはなぜ?
1歳の赤ちゃんが眠いのに寝ない、寝かしつけようとすると暴れる理由は、
- 寝ぐずりのため
- 日中にとても刺激のあることがあった
- ママパパに甘えたいというアピール
などです。
更に詳しく説明しますね。
寝ぐずりによるもの
眠りたいのになかなか眠れなかったり、寝室が明るかったり、寒いもしくは暑いなどの不快感があると、暴れるようになってしまうもの…。
お子さんを寝かしつける際は、汗ばんだりしていないか、肌が冷たくなっていないかなど、暑さや寒さを感じていないかチェックしてくださいね。
また、寝る部屋が明るかったりすると、1歳児は安眠できないのでご注意を。
日中にとても刺激のあることがあったから
日中に、初めての場所にお出掛けしたなど、とても刺激のあることがあった場合です。
脳がそれを整理しきれなくなってしまい、刺激となって泣き暴れることもあるんですよ!
また、寝る前に興奮するようなことがあった場合も、なかなか寝付けずにぐずりだしてしまうことがあるでしょう。
寝る直前は特に1歳児は安静にさせておくべきですね。
ママパパに甘えたいというアピール
ママやパパに甘えたいという気持ちが強いと、そのアピールとして寝かしつけの時に暴れることがあります。
また、パパが寝かしつけをしている場合は、ママに甘えたいため、ぐずりだして暴れるということもあり得るんですよね…。
以上が、1歳の赤ちゃんが眠いのに寝ない、寝かしつけようとすると暴れる主な理由です。
ちなみに、ずっと激しい夜泣きが続くようなら夜驚症(やきょうしょう)の可能性も考えられます。
夜になると激しくぐずり出したり暴れるだけでなく、パニック状態で飛び起きる、なども夜驚症の症状です。
夜驚症は成長と共に治まっていくので特に心配はいりませんが、どうしても心配な場合は、1度かかりつけの小児科医に相談すると良いでしょう。
赤ちゃんが寝ない…1歳の寝かしつけのコツや暴れる時の対処法
眠いはずなのに赤ちゃんが寝ないと、どうしたらいいか困ってしまいますよね。
ついイライラしてしまうことも…。
1歳の子どもが寝かしつけで暴れてしまう場合には、先ほどの理由が考えられます。
なので、無理やり寝かしつけることはせずに、スキンシップをとりながら、抱っこしたり近くで見守るようにしましょう。
また、寝かしつけをする時に赤ちゃんが暴れないよう、あらかじめ眠りやすい環境を整える事も大切です。
1歳児の寝かしつけのコツや、暴れる場合の対処法をご紹介しますね。
寝室の環境を眠りやすいように整える
まずは、必ずお子さんが寝る部屋の環境を整えてください。
暑すぎないか寒すぎないか、また照明が点いたままで明るすぎないかなど。
お子さんが汗ばんでいないか、もしくは体が冷えていないか、というのをしっかりチェックしましょう。
もし暑がったり寒がったりしている様子なら、空調を稼働させるなどして調整しましょう。
そして、寝かしつける際は必ず部屋を暗くしておくこと。
私もそうなんですが、寝る時に明るいとあんまり寝付けないんですよね…。
大人でも明るいと寝つきが悪くなるので、1歳のお子さんを寝かしつける場合は、明かりも暗くしておくようにしましょうね。
寝る直前に刺激を与えないこと
寝る前に初めてのテレビ番組を見せたり、スマホの画面を見せる、新しいおもちゃを与えるなどの刺激を与えないようにしましょう。
寝る直前はとにかく安静にさせておくことで、暴れることも少なくなりますよ。
1歳の赤ちゃんは何にでも興味を示し、遊びたい盛りです。
なので寝る時間の少し前になったら、寝室に移動して絵本などを読み聞かせしてあげて、静かに過ごすよう心掛けてくださいね。
無理に寝かしつけようとせずにスキンシップをとりながら見守る
お子さんがすんなりと寝ない時は、無理やり寝かしつけることをやめましょう。
抱っこをして背中をポンポンと優しく叩いたりするなど、スキンシップをとりながら、眠くなるまで見守りましょう。
一緒に横になって、お子さんの体をトントンと優しく叩いても良いですね。
そうすれば段々とお子さんも暴れるのをやめ、落ち着いて寝かしつけることができるでしょう。
ただ、なかなか寝かしつけることが出来ないと、ママパパは本当にしんどいですよね…。
もし途中で暴れてなかなか寝ない我が子にいら立ってしまったら、一旦お子さんをパパ、もしくはママに託し、お子さんから離れて深呼吸しましょう。
するといら立ちも少しずつ解消されていきますよ。
イライラしてしまった時は試してみてくださいね。
まとめ
1歳の赤ちゃんを寝かしつける際に暴れるのは、寝ぐずりや日中にあった脳への刺激、そしてママパパに甘えたいという気持ちなどからです。
これらの理由をしっかり把握して、対処していくには、まず1歳の赤ちゃんを寝かしつける環境を整え、寝る前には刺激を与えないようにしましょう。
どうしてもお子さんが寝ない場合は、スキンシップをとりながら、落ち着くまで見守りましょう。
すると暴れる我が子も段々と、すんなりと眠ってくれるようになりますよ!
お子さんが寝なくて困った時は、ぜひ実践してくださいね。