冬場になると、何かと活躍する使い捨てカイロ。
でも、たくさん買っても使い切れないことってありますよね。
気づいたら有効期限切れなんてことも。
注意点もありますが、期限切れのカイロでも問題なく使えますよ。
捨てずにとっておきましょう!
カイロが燃えるゴミか燃えないゴミかは、市町村によって異なるので確認してくださいね。
また、封を開けてちょっと使っただけの使い捨てカイロ(使いかけのカイロ)。
もったいないと思いつつ捨てていたのですが、密閉保存すれば復活できるって知ってました?
詳しくご紹介します。
使い捨てカイロが有効期限切れ!
使い捨てカイロは、有効期限切れでも使えます!
有効期限は温度規格を保証する期間
有効期限は、使用できる期限ではないので使っても大丈夫ですよ!
有効期限は、カイロに表示されています(図の右下)。
日本カイロ工業会によると、この有効期限は「表示してある温度規格を保証する期間」です。
袋には、最高温度や平均温度、持続時間が書いてありますよね。
有効期限は、これらを保証する期間ということです。
保存状態にもよります
ただし、保管の仕方によっては、
「最高温度が高くなったり低くなったり、持続時間が短くなる可能性がある」
ということを頭に入れておきましょう。
カイロの出番がない夏の間は、高温多湿を避けて保管しておくことをおすすめします。
また寒い季節がやってきたら、体をあたためるために活躍してもらいましょう。
ちなみに、保存中に袋に傷がついたりして小さな穴が開くと、未開封でも使えないことがあります。
次の章でご紹介しますが、使い捨てカイロは空気と反応して暖かくなるからです。
有効期限があったなんて…
使い捨てカイロは、単品より、10個入りの袋や箱買いすることが多いですよね。
私も、いざ必要な時に切らしたくないので、たいてい10個以上のまとめ買いをしています。
いつまでも保管しておくことのできるイメージがあり、有効期限が設けられていることも知りませんでした…。
今年の冬はあまり外出をしなかったので、ほとんど使用せず。
何年も前に購入した、未使用の使い捨てカイロがいくつも眠っています…。
知らずに期限切れのカイロを使ってました
というわけで、今まで知らないうちに期限切れのカイロを使ってました。
1年や2年切れてるなんてことは、よくあったと思います。
今まで全く問題なく使えましたよ!
先ほどご紹介したように、保存状態によっては、製品に表示されているような温度にならない可能性があります。
使用の際には注意が必要ですが、まだまだ使うことができるので捨てずにおきましょう!
使いかけの使い捨てカイロって復活できるの?
使い捨てカイロを少し使っただけの時って、そのまま捨てるのはもったいなく感じませんか?
そんな時は、ジップロックなどで密封しましょう。
※使い切って冷えたカイロは復活できません
復活方法
カイロを空気から遮断すれば、復活できます。
↓ 実際に試しました
空気を抜くように閉じただけです。
密閉できる袋って、家に何かしらありますよね。
ない場合は、ビニール袋などに入れて空気を抜き、テープなどでしっかりと封をしても大丈夫だと思いますよ。
こんな方法があったなんて!
冬の通勤時に使いたいけど、会社に着いたら必要ないからもったいないな…と、カイロを使うのを我慢していました。
もっと早く調べれば良かったです。
密閉で復活できるなら、便利なカイロがもっと便利になりますね。
使い捨てカイロは空気に触れることで発熱する
使い捨てカイロは、主な原料である「鉄粉」が錆びることによって発熱します。
カイロを開封した時に空気(酸素)と触れることで、鉄粉がゆっくり酸化して発熱し暖かくなるんです。
そのため、使いかけのカイロを密閉して空気から遮断すれば、また使うことができるんですね。
実際に試してみると、密閉したら10分くらいで冷たくなりました。
袋から取り出すとまた温かさが復活。
密閉して丸1日おいておいても、ちゃんと復活しましたよ。
毎日、朝だけ使いたいという時にいいですね!
私が使っているのは、貼るタイプのカイロなので、シールの部分も取っておきました。
シールの部分を元に戻して、家にあったチャック付きの袋に入れて空気を抜きながら閉じただけです。
こんなに簡単な方法で復活するなんて!でした。
先ほどご紹介したように、カイロには持続時間があります。
商品ごとに違い、わが家にあるカイロの持続時間は12時間。
ちゃんと密閉できたら、2時間使って密閉 → 3時間使って密閉…、と合計で持続時間くらいになるまでは使える可能性があります。
出かける時は、カイロと一緒に密閉袋も持つようにするといいですね。
使い捨てカイロは燃えるゴミ?燃えないゴミ?
使い終わった後の、使い捨てカイロは何ゴミになるのでしょうか?
燃えるゴミ?燃えないゴミ…?
答えは、自治体によって異なります。
私の暮らしている自治体では、不燃ごみになっていました。
しかし、可燃ごみとして分類している自治体も多く存在します。
(私の実家の地域でも、カイロは燃えるゴミでした)
正直、今まで可燃ごみとして捨ててしまっていたので、調べてみてよかったです。
地域で捨て方が違う理由はよくわかりませんでしたが、従うことが重要です。
一度、自治体の公式サイトから、ゴミの分類を確認してみてくださいね。
私のように、今まで違う方法で分類していたことがわかるかもしれません。
そして実は、使用済みのカイロは、捨てる方法以外にも使い道があります。
捨てる前に、もう一度使うのはいかがでしょう?
↑ 再利用については、こちらの記事でご紹介しています
興味のあれば、ぜひ参考にしてください。
期限切れカイロや使いかけのカイロの復活法 まとめ
使い捨てカイロについてご紹介しました。
有効期限があることや、復活方法、ゴミの分類など意外と知らない情報も多かったのではないでしょうか。
私は、ワンシーズン前のカイロをいつも平気で使っていました。
いつの間にか期限切れになっていたカイロもあったはずです。
期限切れでも使って大丈夫だということ、保管の仕方によっては、最高温度が高く(低く)なってしまったり、持続時間が短くなる可能性があることを知ると、安心して使えます。
また、使いかけのカイロは、密閉袋に入れることで復活します。
外出時、屋外では寒く、お店の中では暑かったりするので密閉袋を持って出かけると便利です。
そしてカイロを捨てる時は、自治体ごとに何ゴミかが異なるので、必ず確認してくださいね。
捨てる以外の方法もありますよ。