地球儀は子供にいらないかというと、家庭の考えや子どもによります。
小学生の勉強では、特別必要ではありません(5年生で習います)。
地球儀は世界全体を見渡せないので、世界地図の方が役立つことが多いです。
置き場所も必要なので、使わなければ邪魔になってしまう可能性大も…。
もちろん、子供が欲しがっていたり、親も積極的に関わる場合は役立つでしょう!
↓世界のことがよくわかると評判です
地球儀を買わない場合は、世界地図を見る習慣をつけるといいですね。
地球儀は子供に必要か?
地球儀は子どもに必要かどうかというと、正解はありません。
それぞれの家庭によって、いるかいらないかは変わってきます。
幼いうちから興味がある場合は4歳くらいから使ったり、入学祝いに買う家庭もあります。
地球儀の必要性は?いつから使う?
学校での勉強のためという意味では、特に必要性はありません。
地球儀は、小学5年生で学習します。
しかし学校ではほとんど地球儀に触れることがなく、地球儀の問題もあまり出ないからです。
地球儀よりも世界地図の方がわかりやすい
地球儀はあるとすごく便利で、世界中の国を覚えるのに役立つと思われがちです。
でも実際には、地球儀よりも世界地図があった方がいいでしょう。
地図帳を見たり、世界地図を買って部屋に貼っておくのがベスト。
(4年生で日本地図、5年生で世界地図を習います)
世界地図の方が、パッと見てすぐ、どこにどの国があるのかというのが理解しやすいのです。
地図が苦手なら地球儀は役立つかも
ただ、地球儀で全体像を把握した方が、理解しやすいという人もいるかもしれません。
(地図だとどうしても頭に入ってこないなど)
私もどちらかというと、地球儀で大まかな位置関係がわかる方が頭に入りやすそうだなと、今さらながら思います。
このようなタイプなら、地球儀は必要かもしれませんね。
ただ買うだけなら使わない可能性大
子供がとても興味を持っていて欲しがるのなら、もちろん地球儀は役立つでしょう。
子供が欲しがらない場合は、ただ買い与えるだけなら、使われないままゴミになってしまう可能性が高いです。
子供に興味を持たせるように親が関わるなら、買う意味があるでしょう。
地球儀を買うなら置き場所はリビングに!
地球儀はいらなかった…ということにならないためのコツがあります。
家族でテレビを見ている時にすぐ見れるよう、地球儀をリビングに置くことです。
テレビの横がおすすめ!
子供部屋に置くと、多分ホコリをかぶって終わります…。
昔は、当たり前のように家に地球儀があったような気がします。
わが家にも、結構大きな地球儀がありました。
全く使わなかったというわけではありませんが、必要かというと…です。
(私はあまり地理に興味がなかったので、活用できませんでした)
最終的には邪魔になってしまいました。
子どもに興味を持ってもらいたいなら、親も積極的に関わるのが良いと思います。
続いて、地球儀のデメリットやメリットをご紹介します。
地球儀の欠点は?
地球儀の欠点は、置き場所に困ること。
また、一度に世界全体を見渡すことができないことです。
世界地図や地図帳のように持ち運びできないことも、デメリットになるかもしれません。
地球儀の一番の短所は大きさ
地球儀は、小さなものもありますが、基本的にはサッカーボールくらいの大きさがあります。
(直径20cm・25cm・30cmくらいが一般的な地球儀の大きさです)
けっこう置き場所をとりますね。
地球儀をよく使うならいいのですが、使わないなら邪魔になるだけです。
地球儀を買うなら、目に入りやすいよう、リビングにスペースを確保しましょう。
回さないと世界中を見れない
地球儀は、回さないと世界中を見ることができません。
探している国がどこにあるのかを調べるのに、時間がかかってしまいます。
この点については、地球儀を回して国を探す時間を楽しめたり、何度も調べているうちに覚えたりすれば、デメリットにならないかもしれません。
裏側が同時に見れないのもデメリット
地球儀では、日本を見ながら裏側の国を見る、ということもできません。
また地球儀の下の部分(南極)が見づらい、という欠点もあります。
(この欠点を補う、上下にも回転するタイプもあります)
持ち運びするのは難しい
世界地図なら折りたたむことができます。
地図帳もランドセルに入ります。
でも地球儀は大きいので、例えば学校に持って行って学習に使ったりできません。
そもそも持ち運びすることが前提ではないですが、地球儀を使う場所は限られますね。
地球儀のいいところ(長所)は?
本来地球は丸いので、その丸い地球のどこにどんな国があるのか、という正確な位置や大きさがわかります。
地球儀のいいところを挙げてみます。
- 面積や形状が正しい
- 国の位置関係を把握できる(方位、角度、距離)
- 海外の存在を意識できる
- 惑星としての地球を学習できる
地球儀は国の面積や位置関係が正しい
地球儀のいいところ(長所)は、正しい面積や、正しい位置関係がわかることです。
地球儀は地図と違い、面積、形、距離、方位、角度、全て正確です。
地図は球体を平面にしています。
そのため、普段よく見る地図は、赤道から離れるほどどうしてもひずみが出てしまいます(メルカトル図法)。
世界を意識したり惑星としての地球を学習できる
これは長所とは少し違うかもしれませんが、日ごろから地球儀を眺めることで、海外に興味を持つきっかけになることもあります。
実際に地球儀を購入した人の中にも、そのような感想がありました。
他にも、地球儀を回して「地球は自転しているんだよ」と教えたり、日の出や日の入り、時差、季節の違い、赤道付近が暑くて南極北極が寒い、などなど、惑星としての地球について学ぶこともできます。
…ただ、これは親が説明できないとですね。
(私も教科書を熟読しないと思い出せません…)
地球儀を買って良かった?
今は、インターネットでいろんな情報がとれます。
地球を立体的に見ることもできます。
そのため、昔より地球儀って人気ないのでは?というイメージがありました。
しかしネットでの口コミを見ると、意外と楽しんでいる家庭が多い印象!
地球儀を買ってよかったという意見も多いです。
よくある使い方は、ニュースやバラエティ番組などで海外の話題が出た時に、親子で地球儀を使って探すというもの。
世界を身近に感じたり、興味を持ったり、国を覚えたりとメリットがあります。
キッズペディア 世界の国ぐに
こちらの本は、子供だけでなく大人にも好評です。
この本と地球儀(または地図)の組み合わせも、学習に役立ちます。
地球儀はどこで買える?どこに売ってるもの?
地球儀はどこで買えるかというと、文房具店やおもちゃ屋さん、大きな書店、大型の雑貨店、ホームセンターなどです。
もちろん、ネット通販でも買えます。
(地球儀は、インテリアアイテムとして飾っておけるものもあります)
簡単ですが、地球儀の種類やサイズをまとめました。
行政タイプとは国ごとに色分けされた地球儀
地球儀の種類には「地勢型」と「行政型」があります。
- 行政型(行政図)…国の大きさや位置を学ぶためのもの。国境がわかりやすい
- 地勢型(地勢図)…地形や気候で色が分かれている。主に地形を学ぶためのもの。
通常、勉強用なら行政図タイプがおすすめです。
(国の位置がわかっている子なら、地勢図タイプもあり)
また、国旗つきと国旗なしのタイプがあります。
こちらはお好みで。
地球儀のサイズ
小学生の学習用には、地球儀の大きさは25cmくらい(か30cm)が一般的です。
小さめで20cm。
20cmより小さなものでも、それなりに役立つようですが、やはり見やすいのは25cmくらいでしょう。
もちろん30cmはさらに見やすいですが、大きいですね。
レイメイシリーズは専用のスケールがついていて、距離や方位を測れます。日本と大きさを比べることもできます。
今は、昔ながらのシンプルな地球儀の他にも種類があります。
見えにくい下の部分(南極)が見える、縦や横に回転できる二軸回転の地球儀。
音の出る(しゃべる)地球儀。
AR(拡張現実)などのアプリと併用するタイプなど。
実際に地球儀を購入した方のレビューは、こちらの記事でご紹介しているので参考にしてください。

子供に地球儀はいらない? まとめ
地球儀は、クリスマスや入学祝い、誕生日プレゼントに購入することもありますね。
でも、実際のところ必要かどうか悩んでしまうことも。
地球儀は、使わなくなると置き場所に困るし、パッと世界の国々を見渡すことができないなどのデメリットがあります。
地図帳があるので「学校での学習のため」という点ではいらないと言えます。
しかし、国の面積や位置関係が正確だったり、世界を身近に感じられるなどのメリットもあります。
買う場合は、家族で楽しめるようにするといいですよ。
リビングに置いて、毎日1度は触れるようにすると、買って良かったと思えそうですね。