レンジフードフィルター(キッチンの換気扇フィルター)の掃除を楽にするための、不織布のカバー。
でもすぐに汚れるので、こまめに取り替える必要があります。
楽をしたいのに、毎週のように換えるのは面倒だし、コスパも良くないですよね。
(カバーもフィルターと呼ばれるのでややこしいです)
そして今回調べてみたところ、そもそも不織布のカバーは燃えるから使ってはいけないとのこと!
ということで、カバーはつけない方がよいでしょう。
レンジフードフィルターを洗いたくないなら、ガラス繊維のフィルターに交換するのがおすすめです!
レンジフードフィルターのカバーはつけない方がいい?

結論から言うと、レンジフードフィルターにはカバーをつけないのが正解です。
洗いたくない人は、ガラス繊維でできた使い捨てのレンジフードフィルターを使いましょう!
私も以前は、レンジフードフィルターに、市販の不織布のカバーを付けていました。
↑ このような貼るだけのタイプです。
でも今は、レンジフードフィルターを洗って使っています。
理由は、フィルターにカバーをつけてもすぐに油で汚れるので、こまめに交換しないとならないからです。
※めんどくさがって交換をサボっていると、カバーが取れなくなります(体験談あり)
まめにカバーを換えなきゃなら、ササっと洗ったほうが早いのでは?と思ったのです。
実際、母に聞いてみると、あっさり「泡立てた石けんで簡単に落ちるよ~」とのこと。
また、カバーをつけると吸い込みが悪くなります。
レンジフードフィルター自体、レンジフードのカバーなので、カバーにカバーって必要?という思いもあります。
不織布のフィルターカバーは燃える
そして今回、そもそも燃える素材のカバーは使ってはダメだということを知りました!
(今まで知りませんでした…)
不織布でできたレンジフードフィルターのカバーは、燃える素材なので火災の危険があるんですね。
フィルターカバーが燃えたという投稿も、何件か見かけました。
母が入院中初めて揚げ物をしようとした時、洗ったキャベツの水滴が油に入った瞬間どえらい炎が出ました。
一瞬でレンジフードフィルターが跡形もなく燃え尽きました。
その後火は収まりましたが、
家が燃えてもおかしくないくらいの火柱でした。
たかがサラダ油、されどサラダ油です。気をつけてね。— たびー。 (@pochanekopokio) August 10, 2021
レンジフードフィルターのカバーは使っちゃだめ
レンジフードフィルターは「不燃性の素材で、火元から80cm以上~100cm以下」と決まっています。
(ちなみに、わが家ではコンロの火元から換気扇下端まで90cmくらいでした)
そのため、備え付けのフィルターは金属製がほとんどだと思います。

↑ わが家のレンジフードフィルターはこんな感じです
不織布のレンジフードフィルターのカバーは不燃性ではないので、100cm以上離して使わないといけないということになるんです。
ということは、基本的には不織布のフィルターカバーは使ってはいけない、ということになりますよね。
レンジフードフィルターカバーの商品説明を見ても、
“本製品は火災予防条例により「ガスコンロ等の調理器具との距離を1m以上離して使用しなければならない」と定められています。これより短い距離では使用しないでください”
と書いてありました。
レンジフードフィルターのおすすめは?
備え付けのレンジフードフィルターは、金属製がほとんどだと思います。
今回調べてみると、不燃性の素材である「ガラス繊維」でできたフィルターがありました。
フィルターのカバーではなく、フィルターです。
今ついている金属フィルターを外して使います。
(定期的に中身だけ交換します)
洗わないのがいい!という人はこちらを使うのがおすすめです。
スターフィルター
金属製のフィルターは定期的に掃除が必要です。
しかし、ガラス繊維のフィルターに交換すれば、使い捨てのため掃除の必要がありません。
ガラス繊維のレンジフードフィルターを探してみると、ダスキンや大洋フィルタという会社にもありました。
でも断然スターフィルターが安いです。
口コミでは、毎日お料理をしても2ヶ月くらい持つそうですよ。
不織布のフィルターカバーと比べて持ちがいいので、コスパも良さそうですね。
関連記事

スターフィルターについては、こちらの記事でご紹介しています。
参考になればうれしいです。
レンジフードフィルターの掃除は割と簡単
わが家のように金属製のレンジフードフィルターをそのまま使う場合は、定期的に掃除しましょう。
泡立てた石けんや重曹などで割と簡単に洗えます。
私はモコモコに泡立てた粉せっけんで洗います。
(石けん最強です)
洗濯、食器洗いなどなど、何でも使えます。
昔は純石けん(しゃぼん玉石けん)を使っていたのですが、汚れ落ちにも環境的にも良いという事で、10年近くアルカリ剤(炭酸塩)入りの粉せっけんを使っています。
重曹で掃除する場合は濡らさないのがコツ?
重曹で洗う場合は「フィルターを濡らさない」のがポイントだそうです!
(重曹を振りかけて1時間くらいおくと、汚れが重曹に移って茶色っぽくなり、簡単にきれいになるとのこと)
重曹は、水に溶かすことでアルカリ性になって、酸性の油汚れを落とせるのだと思っていました。
調べてもよくわかりませんでしたが、重曹が粉の状態で油汚れとくっつくことが良いのでしょうね。
石けんで洗う場合はあまり時間をおく必要がないので、やりやすい方法で洗うのがいいと思います。
換気扇フィルターのカバー(粘着タイプ)が取れない…
先ほどもお伝えしたように、私も以前は、キッチンの換気扇フィルターの油汚れ防止に不織布のカバーを使っていました(粘着タイプ)。
フィルターカバーが油まみれになってしまうと、換気扇自体にも油がついてしまします。
そうなってはカバーの意味がありません。
1〜2週間に1回交換交換していたのですが、それならササっと洗うのと手間が変わらないのでは?と思い、フィルターのカバーを使うのをやめました。
ここで私の悲しい体験談をお話しします。
レンジフードに貼るタイプのフィルターを装着して、油がついても放置し続けた時のお話です。
気づいたら油まみれで茶色くなっていたので、交換しようとフィルターカバーを取ろうとしたところ…
取れないんです!
油が染み込んでしまって、シールの粘着がきれいに剥がれなくなってしまったのです。
汚くなってしまったカバーを、スポンジなどで擦りながら剥がす作業はとても疲れました。
簡単に貼って剥がせて、手も汚れないところが貼るタイプのフィルターのいいところのはず…。
しかし、この時は放置してしまったばっかりに剥がすのに大変な思いをして、手も油まみれになってしまいました。
キッチン換気扇フィルターのカバーはつけない方がいい? まとめ
部屋の換気扇や、台所のレンジフードフィルターの掃除を楽にするための不織布のカバー。
トイレなどの換気扇にはカバーをつけると、確かにお手入れが楽になりますね。
でも、キッチンの換気扇フィルターにはカバーをつけないでもいいかなと思っています。
今回調べて、レンジフードには、そもそも不燃性以外の素材のフィルターカバーを使用するのはダメなんだと知りました。
スターフィルターのような、洗わないでいいレンジフードフィルターも販売されています。
(魅力的なので試してみたい気もしています)
ご自身に合った方法を選んでくださいね。